感情的構成要素を変える
信念(認知的構成要素)にも行動(行動構成要素)にも直接的には影響を及ぼさずに、ブランドへの好意度に影響を与えようとする企業の試みが、一般的になってきました。好意度を上げる事に成功すれば、(態度体系の一貫性で)、プラスの信念を増やし、そのカテゴリーについてのニーズが上昇すれば、購買行動に結びつく可能性があるからです。或いは、好意度が上昇することで、購買行動をとらせることができ、購買し使用することでプラスの信念を上昇させる事ができるでしょう。
1)古典的条件づけ
古典的条件づけでは、例えば、ターゲット視聴者の好む音楽をブランドネームと継続的にペアリングすることで、時間の経過と共に、その音楽が持っているポジティブな側面がブランドに移転される。
2)広告やウェブサイトへの愛情
広告への好意は、通常、製品への好意度を増す傾向にある。ウェブサイトについても類似した傾向が見られる。広告やウェブサイトへのポジティブな効果は、古典的条件付けであったり、関与を上昇させたりする。
3)単純な提示(露出)
単純な提示(露出)によっても、ブランドへの好意度が上昇することが証明されている。多くの人々に相当な頻度でブランドを提示(露出)するだけで、それに対してポジティブな態度ができる。低関与の製品であっても提示(露出)頻度を高めることでブランドへの好意度が上昇し、購入の確率が高まる。単純な提示によって、ブランドへの感情(愛情)を変化させ、信念の変容を起こさず、行動を変容させることができる。
©Yuichi .Ito, 2006




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