awareness,memory,trial,usage,loyalty
消費者の購買決定プロセスを説明するモデルの一つ。認知(aware)、記憶(memory)、試用(trial)、本格的使用(usage)、ブランド固定(loyalty)の略。
最も有名なモデルであるAIDMA(attention,interest,desire,motive,action)が、短期的な購買衝動を説明するのに対し、AMTULは、消費者のより長期的な態度の移り変わりに着目したモデルであり、試用、本格使用、ブランド固定というように購買後の段階分けをしているのも特徴といえる。
認知、記憶、試用、本格的使用、ブランド固定の各段階について、「再認知名率」「再生知名率」「使用経験率」「主使用率」「今後の購買意向率」という指標でマーケティング調査をすることで、消費者に対するコミュニケーション目標を達成できたかを定量的に捕捉することができる。
なお再認知名率は、ブランド名を与えることにより製品として認知できるかを測ること(○○というブランドの製品を知っていますか?)、再生知名率は、ブランド名を記憶しており、助けを借りずにブランド名を挙げられるかを測ること(△△の製品カテゴリーではどのブランドが好きですか?)で、数値化できる。
再春館製薬のドモホルンリンクルなどの商品プロモーションが良い例。CMではいかに丁寧に心を込めて製造しているかを訴求し、「はじめての方にはお売りできません」と明言。その上で試用を促し、顧客との親密な関係を構築していく。
ちなみに、ドモホルンリンクルは「30代からの基礎化粧品」と言っているが実際のターゲットは40代以降と思われる。自分の奥さんに「30代になったんだから、ドモホルンリンクルの無料サンプルを試せば?」と言うと、「いやいやいや」とドモホルンリンクルの領域に入ろうとしない。ということは、これが「女心」の一つできっと40代になったら「30代からの商品」を利用するのかもしれない。




3年前
