brand loyalty
ブランド価値(ブランドエクイティ)の4つの構成要素のうち、顧客がそのブランドに対してどの程度の執着心を持っているかを示す概念。ブランドロイヤルティが高いほど、顧客は他のブランドに乗り換えにくくなるため、企業は新規顧客獲得のコストを節約することができ、その結果として安定的な収益を上げやすくなる。
ブランドロイヤルティは、ごく一部の例外を除き、新規顧客に対してではなくブランド使用経験者に対してのみ効果を発揮する点で、「ブランド認知」「知覚品質」「ブランド連想」という、他の3つのブランド価値構成要素とは異なる。ブランドロイヤルティは唯一、広告宣伝投資によって構築できないものであり、これは即ち、既存顧客を囲い込むことにより広告宣伝コストを低減させる効果を持つということである。
なお、ブランドロイヤルティを顧客の継続購入率(リピート率)のみで測るのは早計である。ブランドそのものにそれほど価値を認めていないにもかかわらず、価格が安かった、あるいは競合商品に切り替えるためのコストが高かったという理由でリピートにつながる場合も多いからである。ブランドロイヤルティを測る場合には、当該の商品やサービスに対する顧客の継続購入率(行動面)と継続意向率(意識面)の両方を見る必要がある。
■ 関連語
ブランドエクイティ、顧客維持マーケティング、ブランド認知、知覚品質、ブランド連想




3年前
