GPO(Group Purchase Organization)
「コストの抑制」の視点からは、日本において導入が進みつつある医療製品・医薬 品の共同購入(アメリカではGPO, Group Purchase Organization. 以下GPO)と呼ばれる最 新の医療アウトソーシンク。
共同購入とは、医療製品・医薬品を、複数の医療機関が共同で購入することで、購入価格を下げるというシステムである。アメリカにおいては上記で提示したGPOと呼ばれる病院を代表する医療機関と、医療製品・医薬品を製造・販売する企業とを結ぶ共同購入組織が1990年代から広がり始め、2003年現在約800組織存在している。また、病院の購買金額のうちGPOを通じたものの比率は約70%、市場規模は2002年時点で2383億ドル(約26兆円)と推計される程に定着している。そのコスト抑制効果は高く、190億ドル(約2071億円)のコストダウン効果があるといわれている(松山、2004)。 日本においてもこのアメリカの成功は注目されつつあり、主に総合商社系企業が、物流網を活かしてこのビジネスを展開している。医療機関が積極的にコストの抑制を行おうとしている背景から考えても、この事業に対するニーズは非常に高く、今後、より成長していく可能性が高い医療アウトソーシング分野のひとつである。




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